【7つの習慣】第六の習慣「相乗効果を発揮する」

2020-10-11

 

こんにちは高峰です。

人生100年時代、仕事でも家庭でもお互いの意見が違うと、なかなか物事が上手く纏まらないし、結果につながらないな。何に気をつけないといけかアドバイスが欲しいな」

とお悩みの方に、周りの人とどのように接すればいいか大切なポイントをご紹介いたします。

第五の習慣では「まず理解に徹し、それから理解される」というコミュニケーションの基本的な姿勢の大切さが説かれています。

まず、傾聴し、相手を理解してから、あなたの主張を述べていく、このような視点でまわりの方々と接することが大切になのですね。

そして、いろいろな方と一緒に仕事などに取り組む時に重要なことは、相乗効果を発揮するにはどうすべきかという視点です。

第六の習慣「相乗効果を発揮すること」を理解し実践することで、相乗効果を発揮し、一人取り組むよりも大きな成果を期待できます。

7つの習慣の構成と第六の習慣「相乗効果を発揮する」ことの位置づけ

実業家 チームの精神 チームワーク ユーロ シルエット ビジネスマン 経済 開発 オフィス 相乗効果 シナジー
Gerd AltmannによるPixabayから

相乗効果を発揮することが人生において大きな意味を持ちます。

シナジーということばでも表現される、相乗効果は「全体の合計は個々の部分の総和よりも大きくあること」を意味しています

一人一人、別々に取り組むよりも、連携して取り組むことで、1+1=2ではなく、1+1が3、4、5と、アウトプットが大きくなることを相乗効果を発揮することと理解ください。

意見に相違点があった時に、相手を切り捨てるのではなく、相手の相違点も尊重しつつ、解決策を見出す努力をします。

その結果、創造的な協力ができ、より良い「第三の案」を生み出すことができるのですね。

7つの習慣の第一の習慣から第五の習慣まで学んできた、あなたは、相乗効果を発揮するための準備ができてと言えます。

第六の習慣「相乗効果を発揮すること」は、7つの習慣の総仕上げの習慣に当たるとも言えますので、しっかり学んで、実践していきましょう。

「7つの習慣」(1989年アメリカで出版)は、スティーブン・R・コヴィー博士により書かれました。「成功には原則」があり、誠意・謙虚・誠実・勇気・忍耐など人間の内面にある人格的な部分を磨く「人格主義」でしか真の成功は得られないと説かれています。

「7つの習慣の要約と始め方【人間力は原理原則に基づく】」についてまとめていますので一度ご覧いただければ全体像を理解できます。

スティーブン・R・コヴィー博士が「7つの習慣」で提唱されている原理原則を以下にまとめておきますね。

1)主体性を発揮すること
2)終わりを思い描くことから始める
3)最優先事項を優先する
4)WINーWINを考えること
5)まず理解に徹し、それから理解される
6)相乗効果を発揮すること
7)刃を磨く

 

7つの習慣が読んで、耳からも学べるオススメの本です。学ぶことで、人生が少しづつ変わりますよ。

【7つの習慣】第六の習慣「相乗効果を発揮する」の方法

StartupStockPhotosによるPixabayから

相乗効果を発揮するにはどうすればいいのでしょうか。

◆相乗効果を発揮するための3つのポイント

1)多様性を尊重する。
2)リラックスする。
3)バランスをとる。

 

多様性を尊重するとは、「相違点」を認め、相手を尊ぶということです。「違いがある」ということが相乗効果を発揮するためのスタートなのだと考えましょう。

そして、緊張は人に伝わり、警戒心を持つことにつながりますので、リラックスして取り組みんでください。

まだ、一方的な考えを押しつけることはやめましょう。例えば、自分の利益ばかり考えず、ギブ・アンド・テイクの関係を心がけるために全体のバランスを取ることが大切になります。 

これらのことを理解して、議論したり、協力して制作に取り組むことで、相乗効果が発揮され、より効果の高い結果につながることになります。

特に、お互いの意見や主張がぶつかり合い収集がつかなくなるような場合でも、相乗効果が発揮されれば、第三の選択肢を協力して生み出すことが可能になります。

◆相乗効果に至るためのステップ

  • 課題をあらかにする
  • まず相手の考えを理解する
  • 自分の考えを伝える
  • みんなで議論し、新しい選択肢、アイデアを生み出す
  • 最前の解決策を見つけ出す

 

あなたと相手と協力し、相乗効果を発揮するための3つのポイントと5つのステップについてご紹介しました。

是非、実践してみてください。

初めはうまくいかないかもしれませんが、習慣になるまで回数を重ねましょう。

 

 

【7つの習慣】第六の習慣「相乗効果を発揮する」体験談

15年ほど前のことです。

私は、ある事業化プロジェクトのリーダーを突然言い渡されました。

メンバーとして働いたことはたくさんあるのですが、リーダー役は初めて、メンバーには年上の人もいますので、どうしたものかと悩みました。

その時に、ふとこの言葉を思い出し、気持ちを切り替えることができました。

リーダーが何か指示したい時の言い方:

「私はこう考えるのだけど、あなたはどう思いますか」

ーUSSエンタープライズ艦長ピカードの言葉(「スタートレック 指揮官」の条件から)

私は、なるほどと思い、その根元を探ると、7つの習慣の「相乗効果を発揮すること」の一つの姿勢であると思い当たりました。

そこで、多く抱える問題について、メンバーと積極的に話し合う場を作りながら、初めは聴くことに徹しました。

いろいろな意見が出た時に決して否定せず、聴きながら深掘りして見ると、徐々に新しい方向にみんなが向きだし、解決策が見えてきたことをよく思い出します。

ですので、日頃の行動でもいいですし、大きなプロジェクトでもいいのですが、第六の習慣を身に着けることを意識して行動しましょう。

【7つの習慣】第六の習慣「相乗効果を発揮する」 まとめ

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Daniel RecheによるPixabayから

仕事でも家庭でもお互いの意見が違うと、なかなか物事が上手く纏まらないし、結果につながらない時には、是非、第六の習慣を思い出し、実践してみてください。

◆相乗効果を発揮するための3つのポイント

1)多様性を尊重する。
2)リラックスする。
3)バランスをとる。

 

◆相乗効果に至るためのステップ

  • 課題をあらかにする
  • まず相手の考えを理解する
  • 自分の考えを伝える
  • みんなで議論し、新しい選択肢、アイデアを生み出す
  • 最前の解決策を見つけ出す

 

きっと人生が、昨日より今日、今日より明日と良くなっていくことを実感できるはずです。

 

 

7つの習慣を体系的に学べますし、好きなところから読んでも大丈夫です。人生が徐々に好転しますので一読してはいかがですか。

 

参考記事:7つの習慣の要約と始め方【人間力は原理原則に基づく】

参考記事:初心者向け7つの習慣の始め方【手帳活用】