【7つの習慣】主体性を発揮することで人生の土台を作ろう!(第一の習慣)
こんにちは高峰です。
ストレスフルな社会で生活する中で、人間関係で悩んだり、自分がどうしたら良いのかわからず苦しんだりしているあなた。
「7つの習慣」をご存知でしょうか?人間関係のあり方の原理原則を7つの項目にまとめた成功哲学の古典的名著です。
7つの習慣の土台となる第一の習慣「主体性を発揮する」について解説し、その実践のはじめ方について説明します。
この記事を読むことで、行動するための原理原則の土台である、第一の習慣「主体性を発揮する」ことについて学び、実践するとができるようになりますので、是非最後までご覧ください。
【7つの習慣】主体性を発揮することで人生の土台を作ろう!
主体性を発揮することで、人間としての魅力をあらわす人間力を高める土台を築けることになります。
「7つの習慣」(1989年アメリカで出版)は、ブリガムヤング大学で、経営管理と組織行動学の教授を務めるスティーブン・R・コヴィー博士により書かれました。「成功には原則」があり、誠意・謙虚・誠実・勇気・忍耐など人間の内面にある人格的な部分を磨く「人格主義」でしか真の成功は得られないと説かれています。
「7つの習慣の要約と始め方【人間力は原理原則に基づく】」についてまとめていますので一度ご覧いただければ全体像を理解できます。
人格は繰り返し行うことの集大成である。それ故、秀でるためには、一度の行動ではなく習慣が必要である。
アリストテレスの言葉(「完訳7つの習慣」から引用)
7つの習慣が読んで、耳からも学べるオススメの本です。学ぶことで、人生が少しづつ変わりますよ。
スティーブン・R・コヴィー博士が「7つの習慣」で提唱されている原理原則を以下にまとめてます。
1)主体性を発揮すること
2)終わりを思い描くことから始める
3)最優先事項を優先する
4)WINーWINを考えること
5)まず理解に徹し、それから理解される
6)相乗効果を発揮すること
7)刃を磨く
今回は、1番目の第一の習慣「主体性を発揮する」について説明していきます。
【7つの習慣】主体性を発揮するためには選択の自由を知ることが大切!
主体性を発揮するためには、生活の中であなたにふりかかる「出来事→刺激」に対して、どのようにあなたが「反応」するかが大切になります。
まわりに、いろいろな事を言ったりする人がいますね。相手を傷つけることを考えてないこともあります。また、意図的に傷つけようとしてくる時もあります。
そんな時に、瞬間芸で反応するのはやめましょう。
私も30年間会社員を続けてきて、いろいろなことがありました。
不況でリストラが始った時は、どうなることかと心配しました。
また、プロジェクトを任された時には、リーダー役は初めてで、私より年上の人を相手に交渉したり、外部環境(市場が変化して価格破壊・・)により、計画変更し、説明するも、なかなか理解が得られなかったりしました。
そこで、7つの習慣をすでに読んでましたので「主体性を発揮する」ことを意識して取り組みました。ストレスは正直、強く感じましたが、率先して行動することで解決(なんとか前に進めれた・・)することができたのだと思います。
あなたの仕事でも社会の流れが変わったりして、なかなか自分には容認し難い状況に置かれることがあるかと思います。
そんな時には、「何が起ころうとも。それが自分に与える影響を自分自身の中で選択することができる」ことを知っておきましょう。
すなわち、自分が受ける「刺激」と、それに対する「反応」との間には、反応を選択する自由もしくは「能力」が、あなたにはあるのです。
この原則を発見したのはオーストリアの精神科医、心理学者の、ヴィクトール・フランクさんです。フランクさんは、アウシュビッツに強制収容され、その体験の中で、人間の根元となるこの原理を見出し、生き抜くことができたそうです。
◆人間であることの4つの能力があります。
- 自覚:自分自身を客観的に見つめる能力
- 想像:現実を超えた状況を頭の中に生み出す能力
- 良心:心の奥底で善悪を区別し、自分の行動を導く原則を意識し、自分の考えと行動が原則と一致しているかどうかを判断する能力
- 意志:他の様々な影響に縛られずに、自覚に基づいて行動する能力
人間だけが持つ4つの能力を使いこなすことができれば、あなたの中に持つ可能性を引き出すことができるようになります。
その最大の可能性が、刺激と反応の間にある選択の自由なのです。
7つの習慣が読んで、耳からも学べるオススメの本です。学ぶことで、人生が少しづつ変わりますよ。
【7つの習慣】主体性てなんでしょうか?
基本的な原理原則である選択の自由を発見したフランクルさんは、効果的な人生を営むための第一の習慣「主体性を発揮する」ことを身につけていきました。
「主体性」とはなんでしょうか?
◆主体性を表す2つの考え
- 自発的に率先して行動すること
- 自分の人生の責任を引き受けること
あなたも私も、行動は周りの状況ではなく、自分自身の決定と選択の結果であると言うことを理解しておきましょう。
私たちは、感情を抑えて自らの価値観を優先させることができます。
ですので、あなたも私も、自発的に、かつ責任を持って行動していることが大切になりますね。
私たちに本来備わっている性質は、まわりの状況に自ら影響を与えることであって、ただ漫然と影響を受けることではないですね。
自分が置かれた状況に対する反応を選べるだけでなく、状況そのものを創造することができると言われています。
率先力を発揮することは、自己中心的とか強引に進めるることではなく、進んで行動をおこす責任を自覚することなのですね。
【7つの習慣】主体性を発揮する「影響の輪」
あなたや私が、主体性を発揮する人間かどうかを自覚する素晴らしい方法があります。
あなたも私も広く様々な関心事を持っています。そこで、何に目を向けているかを整理するステップをまとめました。
◆何に目を向けているかを整理するステップ
- 左図:関心の輪を描いて、関心を持っていることと、関心のないことを分けて書き出す
- 中央図:関心の輪の中で、自分でコントロールできるものと、できないものを分け、影響の輪で囲む
- 中央図:関心の輪と影響の輪のうち、自分の時間、労力を主にかけているのはどちらか評価する
主体的な人は、影響の輪に労力をかけています。
自分が影響を及ぼせる物事に働きかけることになります。
その結果、右図のように、主体的な人のエネルギーは影響の輪を押し広げるポジティブな作用があります。
要は、自分で直接的コントロールできる問題に集中することが大切ですね。
そして、間接的にコントロールできることについては、やり方を工夫することで解決できる可能性が高くなります。
自分でコントロールできないことについては、受け入れるか、受け流すようにして自分の心の平和を維持するようにしましょう。
7つの習慣が読んで、耳からも学べるオススメの本です。学ぶことで、人生を少しづつ好転していきますね。
【7つの習慣】主体性を発揮する習慣の身につけ方
あなたや私たちの主体性を認識し、育てるために日常生活でテストしましょう。
30日間、自分の主体性を試すテストに取り組むことで、現状を理解し、そして主体性を育て強化したいですね。
◆主体性を発揮するために30日間のテスト
1)自分の話す言葉に注意する。「できない」「しなければならない」「・・でさえあったらな」など反応的な言葉を何回使ったかモニタリングする。
2)過去の経験から反応的な態度をとる可能性がある近いうちにありそうなことを一つ選ぶ。影響の輪の中で、どのような反応を選択すれば主体的であるか考え、主体的に反応している自分をイメージする。その行動を自分に約束する。
3)仕事、私生活で抱えている問題を一つ選ぶ。直接コントロールできるか、間接的か、それともコントロールできない事なのか判断し、影響の輪の中でできる事を一つ決め、実行する。
4)主体性の30日間テストをトライし、影響の輪がどのように変化するかを見る。
自分は責任ある(反応を選択する能力)人間である事を自覚することが、自分自身の能力を発揮し、影響を及ぼす領域を広げる土台となり、7つの習慣の土台となると考えられます。
この30日間のテストを実施する際には、予め記録を残せるように、フォームを作成しておくことをオススメいたします。
表計算シートでもいいですから、30日間の枠を作り、その日の言葉や主体的な反応のイメージ、約束、影響の輪の中でできることなどを記録できるようにしましょう。
そうすることで、30日間のテストの間、できているのかどうチェックすることができ、この取り組みを確実に進めることができるようになりますね。
また、7つの習慣を日々の生活で実践したい方は、「初心者向け7つの習慣の始め方【手帳活用】」にまとめてますので、是非ご覧ください。
【7つの習慣】主体性を発揮する まとめ
7つの習慣の土台となる第一の習慣「主体性を発揮する」について解説し、その実践のはじめ方についてご説明しました。
◆主体性を表す2つの考えは
- 自発的に率先して行動すること
- 自分の人生の責任を引き受けること
行動は周りの状況ではなく、自分自身の決定と選択の結果であり、あなたも私たちも、感情を抑えて自らの価値観を優先させることができます。
自発的に、かつ責任を持って行動していることが大切になりますね。
7つの習慣が読んで、耳からも学べるオススメの本です。学ぶことで、人生が少しづつ変わります。
参考記事:7つの習慣の要約と始め方【人間力は原理原則に基づく】
参考記事:初心者向け7つの習慣の始め方【手帳活用】
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