ノマドライフ【新しい働き方】

2020-11-14

「最近、インターネットが発達して、いろんな仕事がどこででも、それこそ世界中、どこにいてもできるようになってきてるな。

 そもそも、自分のやっている仕事もそうだけど、自分の好きな場所で、その時々に違った場所で仕事ができれば楽しいだろうな。

 でも、実際にいろいろなところを移動しながら仕事をしている人って、どんな働き方と生き方をしているのかな、、」

 と、働き方について疑問を持っている方に、今、拡大している「ノマドライフ」を中心にご紹介いたします。

ノマドライフ【新しい働き方】

Jan VašekによるPixabayから

そもそも、いろいろな場所を移動して、一箇所に定めず仕事をして生活するスタイルのことを「ノマドライフ」と言われています。

日本では、本田直之さんが著書「ノマドライフ」を書かれ、ハワイと日本の生活についてや「ノマドライフ」を実現するための心構えや考え方、働き方などについて述べられていて参考になります。

また、フランス人哲学者(作家、政治家、、)のジャック・アタリ氏は著書「21世紀の歴史」の中で、21世紀はノマド時代と謳われています。

 

本田直之氏の「ノマドライフ」について

 

本田直之氏は、学生時代に訪れたハワイでのサーフィン生活が気に入り、ハワイに住んで生活し、日本とハワイを往復しながら仕事ができたらと思ったそうです。

そして、その実現のためにビジネスをどのように取り組めば最速で実現できるかを考えながら、アメリカ留学(極貧生活でも、それすら楽しんですごしたようです・)を実現し、MBAを取得。

ビジネスの世界でいち早く、理想像を実現するために行動されました。

著作の時には、 6:4:2の比率で、ハワイ:日本:その他で時間(生活と仕事)を過ごしているのです。

そのために、クリエイティビティ、生産性、思考の柔軟性の向上が重要で、常に情報を収集し、自分の生活スタイルに活用し、自分にとってのベストな働き方を追求されています。

ノマドライフを成功に導くためには、

1)自分の人生にとって重要なことは何かを考え、

2)時代の変化をチャンスと捕まえる視点を持ち活用し、

3)もっと自由に、より興味のある仕事をしたいという欲求を高めておく

ことが重要だそうです。

また、ノマドライフは続けていくとライフスタイルそのものがコンテンツ化されるということも提言されておりますので、これからの時代において、楽しみな生活スタイルだと思います。

これからの時代、多種多様な収入をつくっておくことが大切であること。

そもそも本業などない。一つの仕事にこだわらず、沢山種を蒔いておくことを意識することも必要なことですね。

そして、肝心なことは、自分は何を選択するか。だということですね。

ビジネスのアイデアは移動距離は比例するも言われており、ノマドライフでいろいろな場所を移動しながらビジネスを行うと、その広がりはより一層大きくなる可能性た高まるのだと思います。

 

 

ジャック:・アタリ氏の「21世紀の歴史」について

GregAAnthony

ジャック・アタリ氏は『21世紀の歴史』の中で、こう書いています。

”「心地良い時間」とは(中略)各人が自分の成功モデルを選択し、各人がまだ自分で気づいていない才能も含め、自らの才能を開花させていくことである。"

これは、自分の軸を持ち、オリジナルを磨いていく。

その過程にこそ、心地よい時間があるのだということなのだと思います。

自分の成功モデルがなんなのか?

何を目指して、生きているのか、生きていくのか?

そのために必要な能力は何なのだろうか?

すこづつでも考えることが大切な時代なのだと感じますね。

特に、21世紀の歴史はノマド時代。

旅する能力をみがく時代だということを考えて、日々の時間を過ごしていくことの大切さ、

そこに目的意識を持つ大切さ、さらに、自分の成功モデルを選択し、自分の才能を見つけ、伸ばすことの大切さを、もっともっと考えていきたいと思う時代なのです。

まとめ

 

21世紀は「ノマド」の時代。

世界のどこにいても、自分のビジネスを持ち、そしてそれに取り組む時代。

好きなことをして、お金を儲けて、好きな場所で時を過ごす。

そのために必要なことをこれからも取り組んでいきたいものです。

本田直之氏の「ノマドライフ」とジャック・アタリ氏の「21世紀の歴史」を良い本だと思います。

 

     

 

参考記事:本田直之のMobileBohemian的生き方【新しい働き方】