シナリオプランニングを学ぶおすすめの本3選【未来予測の参考書】

こんにちは高峰です。

「未来予測 シナリオプランニングをついて知りしたいけどどうやって学べばいいのかな? そもそも未経験の私ができるのか不安だし、仕事に本当に役に立つのか、疑問だな」

と悩んでいる方に、私が業務でシナリオプラニングを行った際に参考にした本をご紹介いたします。

■私のこれまでの経験
(1)企業での30年間の研究(調査、立案、実行)の経験
(2)10年近くプロジェクトでシナリオプランニングを実践した経験

 

シナリオプランニングを学ぶおすすめの本 3選

プレゼンテーション、統計 グラフ データ 情報 成長 図 解析 ファイナンス レポート 市場 株式
未来予測は、いまの状態から、数年後、もしくは数十年後、会社がどのような状況に置かれているか。
また、社会環境がどのように変化し、自分たちに影響を及ぼしそうなのか、幾つかのケースを想定することです。

未来を予測することはできませんが、幾つかの未来の状況を想定し、そのために、今からどのようなことを準備しとくべきなのかを決めたり、戦略を立案するためのベースとするものです。

未来予測・シナリオプランニングのオススメ本3選
  • シナリオ・プランニングの技法(ピーターシュワルツ著)
  • シナリオ・シンキング(西村行功著)
  • 未来学者が教える予測の技術(エイミー・ウェブ著)

シナリオ・プランニングの技法(ピーターシュワルツ著)

シナリオ・プランニングが、ビジネスで大きな役割を果たす例として有名なのが、「ロイヤル・ダッチ/シェル」での活動です。

そのプランニング部門に所属していたのが著者のピエール・ワッツは、第二次世界大戦の後、安定していた石油価格を脅かす兆候を見出し、2種類のシナリオを作成します。

そして、1973年の第四次中東戦争後に起きた石油危機に対し、弱小だったシェルは的確な対応ができ、7社の石油会社の中でも2位にまで成長しました。

シナリオ・プランニングの歴史と様々な技法を知る良い本です。

シナリオ・シンキング(西村行功著)

シナリオ・シンキングでは、概念的説明を最小限にして、実践するための流れとフレームワークが詳しく書かれています。
先のシナリオ・プランニングの技法と合わせて読むことで、深い知識と実践するための作業が理解できますね。

シナリオ作成のステップは「【これからの時代に不安】シナリオプランニングの始め方【基本的取り組み方を解説】」にまとめてますのでご覧ください。

シナリオプランニングの5つのステップ
  • シナリオのフレームワークを決める
  • 情報を棚卸しする
  • キー・ドライビングフォースを見つける
  • シナリオを作る
  • シナリオをウォッチする準備をする

 

このステップがオーソドックスな進め方になります。

未来学者が教える予測の技術(エイミー・ウェブ著)

イミー・ウェブは、フューチャー・トゥデイ・インスティテュートの創設者で、未来予測と戦略立案を支援している未来学者です。
独自に編み出した予測技術を6つのステップでまとめていますので、わかりやすいです。

また、科学技術の社会に及ぼす影響を詳しく解説しており、例がたくさん散りばめられていますので、「どのように考えるか」を知る上でも常に参考にしたい本ですね。

未来を予測するための「6つのステップ」
  • 社会の端っこに目を凝らす
  • CIPHERを探す
  • 正しい質問をする
  • ETA(到着予定時刻)を計算する
  • シナリオと戦略を考える
  • 行動計画の有効性を確認する

 

詳しくは著書をご覧ください。

シナリオプランニングを学ぶオススメ本3選 まとめ

未来予測、シナリオプランニングを学ぶのオススメの本3選、ご紹介いたしました。
古典的名著と進め方が分かりやすい本、そして新しい見方を例を交えて学べる本ですので、
3冊読んでみてはいかがでしょうか?

未来予測・シナリオプランニングのオススメ本3選

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  • 新しい時代の探究、創造、思考、仕事術について
  • 未来予測に関する手段と研究活動
  • より豊かに生きるためのマインドについて

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