【データ分析】データ分析をマスターしよう!
こんにちは こんばんは 未来探索フューチャリストNo1 高峰 です。
「ニュースを見ていると、経済動向を解説しているけど、それってなぜ言えるの?」
と疑問を持たれる方に、ご紹介いたします。
【データ分析】データ分析をマスターしよう!
ニュースなどで経済情報をきていても、なぜそうなのか分からないことが多いですね。
そこで、今回の記事では、「インフレ」を題材に、データ分析方法と解釈について解説しました。
データ解析と言うと、データサイエンティストが、難しいプログラミングを行う印象を持たれている方も多いかもしれませんが、
ここでは、EXCELを用いて、ネット上にあるデータを活用した、簡単なデータ解析方法を解説していますのでご安心ください。
- 世界銀行のサイトから必要なデータをダウンロードする。
- 各国の通貨増加率の2000年から2009年までの平均をEXCELで計算する。
- 各国のインフレ率の2000年から2009年までの平均をEXCELで計算する。
- 各国の通貨増加率とインフレ率の散布図をEXCELで描く
- 描いた散布図に直線近似を行い、直線式とR-2乗数を表示する
なお、この記事の内容は「高橋洋一先生の書かれた、デジタル仕事術」を参考にしております。
世界銀行のサイトから必要なデータをダウンロードする
インターネットを用いて、世界銀行のデータサイトに行きます。
>>世界銀行のデータサイト
ここにまずアクセスしてください。
次に、Financial sectorの Broad money growth(annual %) をクリックしてEXCELデータをダウンロードしてください。
次に、Financial sectorの Inflation, consumer prices(annual %)をクリックしてEXCELデータをダウンロードしてください。
各国の通貨増加率の2000年から2009年までの平均をEXCELで計算する。
ダウンロードした、Broad money growth(annual %)をEXCELで開いて、2000から2009年までの各国の平均を算出してください。
EXCELで、2000ー2009のデータを国ごとにAVERAGE(:)関数を用いて、算出できます。
各国のインフレ率の2000年から2009年までの平均をEXCELで計算する。
ダウンロードした、Inflation, consumer prices(annual %)をEXCELで開いて、2000から2009年までの各国の平均を算出してください。
EXCELで、2000ー2009のデータを国ごとにAVERAGE(:)関数を用いて、算出できます。
各国の通貨増加率とインフレ率の散布図をEXCELで描く
算出した各国のBroad money growth(annual %)の平均値とInflation, consumer prices(annual %)の平均値を各国ごとにEXCELに票としてまとめます。
ここから、データの列をそれぞれ選択して、EXCELのグラフのタグから、散布図を選択して散布図を描きます。
このような結果になります↓
そして、近似曲線を選択して、式の表示とR-2の表示にマークを入れます。
そうすると、図の中に、近似直線が表示されます。
Rは相関係数で、関係性を表す数値になります。
Rは 「0」に近ければ無関係、「±1」に近いと関係が強いことを表します。
0.52は強い相関を示しています。
相関を解析してみてわかったこと
今回、世界銀行のデータを用いて、通貨増加率とインフレ率との散布図を描きました。
その結果わかることは
(2)通貨増加率とインフレ率は高い相関を示している。
と言うことになります。
そして、インフレ率を高めたければ、通貨増加率を高めればいいと言うことが想定されますね。
逆に、インフレ率を抑えたいときは、通貨増加率を低くすればいいことが分かります。
【データ分析】データ分析をマスターしよう!
データ分析の活用と手順について、初歩的ですが、解説しました。
何も、プログラミングができないからといって、データ分析ができないわけではなく、
データを取得して、EXCELなどを活用することで、さまざまなことを解析し、
理解し、次のアクションの参考にできそうですね。
不定期になりますが、また、データ解析についても解説を続けていきたいと思います。
ではまた。
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