価値を生み出すプロジェクト思考の始め方【100年人生で大切なこと】

2020-05-06

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「いろいろなことを毎日やらないといけないな。仕事はもちろんのこと、

 食事をしたり、買い物をしたり、お金を貯めたり、親の介護があったり、

 義務でやっていること、ルーティンでやってること、楽しんでやってる

 こと。もっと、全てを楽しんで、早くできたらいいのに何か方法はないかな?」

と、悩みをお抱えの方に一つの方法をご提案いたします。

価値を生み出すプロジェクト思考の始め方

価値を生み出すために、日々の生活では、いろいろなことを計画し、実行しています。

仕事の段取りや計画であったり、買い物や支払いであったり、そして、趣味のプラモデル作りであったり、さらに、何か、新しい企画を作りあげることであったり、いろいろなことを計画し、時間が過ぎていきます。

その取り組もうと考えていること一つ一つをプロジェクトと位置付けて考えてみてはどうでしょうか。

計画していたことが成し遂げられた時には、小さなことであろうと、

一つのプロジェクトを達成したことになり、満足感も大きくなると思います。

プロジェクト思考の考え方

プロジェクト思考を行うことは、目的、目標、達成時期、具体的なスケジュールと資源(人)の割り当てなどを考えて、物事を進めることになります。

日頃行なっていることをプロジェクトにする方法の手順は以下の通りです。

 1)目標の明確化 

  何を、いつまでにしたいのかを決めます。

   ・例えば、1年後に、海外旅行するために30万円貯めるぞ。

 2)目標を達成するためにすべきことを書き出します。。

   ・30万円ためにには毎月いくらためなければならないかを計算して決める。

   ・自分の毎月の収入と支出を整理する。

   ・収入を増やす方法を考える。例えば、ヤフオクでいらなくなったものを

    販売するとか無理のない範囲で決めましょう。

   ・支出を減らす方法を決める。例えば、毎週2回飲みに出かけるのを半分に減らす。

    とか、無駄なコンビニでの買い物を止める。

   ・実行内容を記録するための記録帳を作る。

     これはパソコンの表計算ソフトなどでもいいかもしれません。

   ・毎週、スケジュール帳に今週の目標額を記載、毎日、記録する。

    行動を起こした時に記載すること。あとでは忘れますので。

   ・家や落ち着ける場所で、記録帳に手帳から転記し、目標と現状との差額を理解する。

   ・サイクルを繰返し実行し、目標に届きそうにない場合は、追加の実施項目を加える。

   ・実行と記録、修正を繰り返し、1年後のどの時に目標に達しているか確認する。

    もちろん、毎月、毎週確認を繰り返した結果が1年後の結果となります。

   ・目標に対して結果がどうだったのかを評価する。

   ・そして、目標達成し、海外旅行に行く。

 3)小さな最初の一歩

    ここでは、実施項目を具体的に、期日、何を、誰が、どのように行うかを決めて、

    記録することが大切です。

    そして実施項目に対し、初めの小さな一歩を決めて、即実行するようにしましょう。

    今回の場合には、計画を作った時点で、財布から、1000円を抜き取り、

    蓄えに回すとかでもいいかもしれません。

    それより、海外旅行のサイトでどこに行くかを決めることでもいいかもしれません。

    さらに、ネット銀行にこのための口座を開くことでも簡単にできます。

    最初の1歩を即踏み出すことが大切です。

 4)PDCAのための手帳活用

   PDCAを回すために、手帳を活用しましょう。

   私は、手書きが好きなので、手帳とノートをいつも持ち歩いています。

 5)修正を恐れない

   そして、途中で状況を把握し、無理だと下方修正を、

    もっと大きくできそうだと上方修正をしましょう。

    修正を恐れないでください。

    修正することは、失敗ではなく、成功への道筋なのです。

 6)マイルストーンとご褒美

   必ず、途中途中でチェックできるマイルストーンをおいて、

   小さな達成を喜び、ご褒美を用意しましょう。

   そうすることでモチベーションもアップすることができるはずです。

プロジェクト思考の効果

Pxabayから転載

プロジェクト思考を行うことで私は、ある程度成功したのだと思います。

受験の時のことです。

私は決して頭が良い生徒ではありませんでした。

高校も公立の中堅どころで、卒業生の7割は就職し、残りの3割はほとんど女子で短大にいくか、

男子も含めると中堅どころの大学に入れれば良い方です。

ですが、私は、(浪人はしましたが)10年間で考えても数人しかいない、

国立大学へ入った第一号でした。昔の一期校二期校制度では二期校でトップクラスの

大学に入ることができました。

それは、予備校に通いつつ、計画的な勉強を進めた結果でした。

目標とする大学(いくつかありました)の入試問題を見たり、先生や指導教官から助言を得たりして、

年間の計画を作成しました。

得意だった数学は、よりレベルが上がるように、公式の証明から始まり、

難解な問題をターゲット校に合わせて時間をかけて取り組みました。

また、不得意だった、英語、国語、社会は、基礎から始め、だんだんとレベルアップしていきました。

これをタイムチャートのように、いつまでに、何を、どこまでやるか。

そして、それでもわからないところを何度も振り返れるように、スケジュールを調整してました。

人間の記憶というものは、ある頻度とタイミング復習を繰り返さないと長期記憶には定着しませんので、

そのことを踏まえて、進めてみました。

その結果、無事、国立大学(小生の高校からの1号でした)に入ることができたのです。

そして、大学の最終学年の時に3ヶ月間ですが集中的に計画的に学習することで、

日本のトップ校の大学院2校に合格し、入ることもできたのです。

もちろん、苦しいこともありました。

でも、少しのこができて、目標をクリアしたときに自分を褒めてあげることや、

好きな本を読む時間を少しだけですが増やしらりして、

自分にご褒美をあげることで、楽しい期間を過ごすことができたのです。

まとめ

計画していたことが成し遂げられた時には、

小さなことであろうと、

一つのプロジェクトを達成したことになり、

満足感もたくなると思います。

まず、小さなことからでいいですから、

「プロジェクト思考」

で考え、実行してみましょう。

人生の展開がまた大きくなると思います。

参考記事:☆ 日々を記録する【ライフスタイルの確立に大切なこと】

参考記事:☆一日のスケジューリング【定年に向けて50歳からの生活習慣の確立】

LIFE,Planning

Posted by takamine masaru