知性を磨く「スーパージェネラリスト」の時代(田坂広志)
「21世紀に入り、40歳代のリストラも世の中では進み出している。これからの時代において活躍していくには、どんな考え方をしていけばいいのだろうか。」
と、これからの時代での生き方について、一つ軸となる考え方をご紹介されている、
田坂広志さんが書かれた、『知性を磨く「スーパージェネラリスト」の時代』を本を読み感じたことをご紹介しました。
知性を磨く「スーパージェネラリスト」の時代
21世紀は、情報化社会から知識創造社会に変化してきていると言われています。
情報化社会においては、その時、その時にある情報を整理し、解釈するだけで仕事になったのだと思います。
しかし、21世紀になって、知識創造社会(時代)においては、そこで止まっていてはダメなのでしょう。
情報、知識を整理し、解釈し、次に新たな行動を起こし、そして結果を出していく、そんなことが重要になってきているのです。
そのために大切なことは、いかにして「知性」をの獲得し、伸ばしていくかではないでしょうか?
知性とは「物事を知り、考えたり、判断したりする能力」のことと記載されています。
知るだけではなく、「考える」ことが重要になり、そして「判断」することが重要になってきているのですが、
知性をもう少し掘り下げて考えるとこの本では、
知性=答えのない問いを問い続ける能力 と定義ずけられているのです。
すなわち、21世紀の社会(時代)においては、答えのわかっている問題をいかに早く解決するかではなく、
まだ、答えの出ていない問題について、アプローチし続け、そして解決していくことを目標に、行動し続けることが大切なのだと考えられるのです。
そのためにも、「21世紀の知性」として、物事を変革することへの取り組みをいかに継続できるかによって図られるのかもしれませんね。
まとめ
田坂広志さんは沢山の本をを書かレテます。
その中でも『知性を磨く「スーパージェネラリスト」の時代』は、
これからの時代の変化を解釈しつつ、
どのような考えで人生に取り組んでいくべきか、
平易に書かれていますので、非常に参考になりました。
私は、3回ぐらい読み返しました。。。
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