「産業革命以前」の未来へ (野口悠紀雄)

2020-11-14

「世界的に成長している企業の種類がここ20年でガラッと変わっえきたな。

どんな企業が、なぜ成長しているか知りたい」

と考える方にオススメの本です。

 

「産業革命以前」の未来へ

WikiImagesによるPixabayから

▪️GAFAという勝者たち!

時価総額トップ5を占めるGAFA

アップル、アルファベット(グーグル)、マイクロソフト、フェイスブック、アマゾン。

これらの企業が提供する製品やサービスは、今や多くの人にとって、仕事や生活の欠かせない一部になっている。

これらの企業に共通しているのは「モノを作っているわけではない」ということ。

これらの企業は、情報、流通、製品を扱うが向上は持っていない。

日本にこうした企業が登場しなかったことが、「失われた20年」の基本的な原因だ。

GAFAが作り上げた新しいビジネスモデル。

検索履歴や購入履歴などの個々のありふれた情報が多量に集まると、そこから経済的な価値が発生する。

これがビックデータと言われるもので、フェイスブックやグーグルは普通のデータを用いて、

経済的な価値あるものに転換するビジネスモデルを開発した。

アップルは製造業だが、世界的水平分業という生産方式を確立することで製造業の新しいビジネスモデルを切り開いた。

これは、新興国が工業化した世界において、先進国の製造業が歩むべき方向を示している。

 

まとめ

 経済学者の野口悠紀雄先生の書かれた『「産業革命以前」の未来へ』を読んで、色々なことを感じ、考え始めました。

農業から工業へ、重厚から自動車、そしてITへ変わっていき、さらにGAFAの時代に。

毎日の生活で、使わないものがない GAFA 。

iPhone , iPad , それにgoogle検索、さらにOffice、FB、日常品の購入

今の私たちは、ネットがなければ生活が成り立たなくなってきているのですね。

新しい時代には新しい考え方で暮らしを楽しくしていきたいものです。