地域格差が起きた3つの理由〜文明論〜【未来研究】
こんにちは こんばんは 高峰 です。
「今、時代の転換期。過去にも存続できた文明(種族)と消滅した人々がいるけど、何が違ったのかな?」
と疑問をお持ちの方に、ジャレド・ダイアモンド博士の考えをもとに、文明の存続のポイントをご紹介いたします。
地域格差が起きた3つの理由〜文明論〜【未来研究】
変化の激しい今の時代を生き残るために、文明の存続に影響を及ぼした要因を学んで参考にすることが大切です。ここでは、地域格差の影響についてご紹介いたしました。
ジャレド・ダイアモンド博士は、現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)社会科学部地理学科の教授をされており、1960年代から、人類の発展について研究をされておられます。
文明が発展し、他の地域に侵略することがあります。
その際、侵略されるところと、されないところで存続が影響を受けると考えられます。
地理的要因が、存続に影響を及ぼしたと考えられ、大きく3つの要点にまとめられる。
博士の研究から、文明の存続は遺伝子とは関係ないことが貴重な点だと思います。
- 文明の群れが発生するが、群れと群れは交わらない
- 地理的要因として、情報は大陸の横には伝わるが、縦には伝わらない
- 地域により、土壌の質が違い、農作物ができやすい地域とそうでない地域がある
これら地理的要因について、もう少し解説したいと思います。
文明の群れが発生するが、群れと群れは交わらない
群れを作るが、交わらないので、助け合ったりすることがない。
その結果、維持発展する文明の方法を、他の群れは知ることができない。
地理的要因として、情報は大陸の横には伝わるが、縦には伝わらない
文明の発展には、技術や農作物の新情報が重要です。この情報は大陸の横方向には伝播するが、大陸のタテ方向には伝わらなかったそうです。
その結果、地球、大陸の南北での格差が拡大する結果となった。
1)知識を活用し発展することができるところと、できないところが大きく分かれた結果になりました。
2)人の移動が容易な方向には、病原菌の拡散が起きるので反作用的なことも起こり得ることが予想できます。
地域により、土壌の質が違い、農作物ができやすい地域とそうでない地域がある
定住したい群れ、集団はその場所の土壌の質が良いところでは、農作物を豊富に作り、家畜を育て、社会生活を発展させることが出来ました。
しかしながら、土壌が悪いところでは、農作物、家畜を十分に確保できないため、移動が必要になります。
その結果、定住できず、文明を発展させることが出来なかったのでしょう。
地域格差が起きた3つの理由〜文明論〜【未来研究】
地域格差が文明ごとに起きた理由について3点を選び、ご紹介いたしました。
文明の存続に影響を及ぼした要因を学んで参考にすることが大切です。
- 文明の群れが発生するが、群れと群れは交わらない
- 地理的要因として、情報は大陸の横には伝わるが、縦には伝わらない
- 地域により、土壌の質が違い、農作物ができやすい地域とそうでない地域がある
これを現在に置き換えると、文明を発展させるために重要な3つのポイントを整理してみました。
2)環境課題を重要視し、居住地域での環境状況の定量分析と観察が必要
3)観察点は、環境に加え、人口動態、食、技術、病気そして影響を与える人
これらのことについて、常に考え、日々の生活に活用することが大切です。
貴方自身の領域での観察ポイントを設定することから始められてはいかがでしょうか?
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人生100年時代。いろいろある中『人生はテーマを持って歩む旅』と考え、今後も発信していきます。
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