世界を救うSTEAM教育を知るポイント3点【未来研究と創造思考】
こんにちは こんばんは 高峰 です。
「変革の求められている社会現象からSTEAM教育が注目されているけど、STEAM教育て何?」
と興味がある方に簡単にSTEAM教育について3つのポイントで概説しましたので、最後までお読みください。
(1)企業での30年間の研究(調査、立案、実行、戦略企画)の経験と博士号取得
(2)数億円規模のプロジェクト立案と実行や各種製造科学に関するプロジェクトリーダーの経験
(3)Creativelife ONE オンラインスクール運営, Kindle本5冊出版、Udemy最高評価オンライン講師
世界を救うSTEAM教育を知るポイント3点【未来研究と創造思考】
STEAM教育が進展することで、不確実性が高まる未来の社会と人を救うことになると考えます。
混沌社会で未来が見えない今、人類を救う新しい取り組み、価値観の創出が求められているからです。
「イノベーション」と言ってしまえば、それまでですが、本質的に、持続可能で、幸せな社会と人を形作るための重要な手段がSTEAM教育です。
このままの社会の価値観、システムでは浪費を拡大し、環境が破壊され、地球時代の寿命を縮めます。
そのために、「SDGs」が注目され、2050年には世界的カーボンニュートラルを実現し、地球温暖化を1.5℃以内にとどめたい。
しかし、その道のりは果てしないものです。
一方で、カーボン排出権という「儲けの手段」としての取り組みも加速してきそうですね。
この地球を救うためにも、社会のありよう、産業、食糧や人の価値観の変化が求めれています。
その一つの手段が「STEAM教育」。
「STEAM」は、Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics からなります。
特に、「Arts」が加わりました。 リベラルアーツのことを指し、芸術だけでなく、文化人類学、社会学、芸樹まで幅広く含めたことが重要な視点。
STEM教育というと、若い人だけのものと思いがちかもしれませんが、
全ての人に求められる教育と考えるべきです。
全ての人の価値観が変わり、経験もかみして、新しいモノ、サービス、社会システム、価値観の創出に貢献できるからです!
では、何に取り組めばいいのでしょうか?
- マインドセット 人類(社会、人)のために役に立つ志
- 探求型プロジェクトラーニング
- 潜在ニーズの発掘とプロトタイプ思考による拡散と収束
マインドセット 人類(社会、人)のために役に立つ志
STEM教育の本質は、「マインドセット」にあります。 人類(社会、人)のために役に立つ志。
特に、社会、人類への貢献を意識しながら、あらゆる分野を越境し、新たな価値観や仕組み、モノなどを創出することが求めれれています。
人間を大切にする思想と「何のために作るのか?」という問いかけ。
その探究の旅を意識することが大切になります。
探求型プロジェクトラーニング
STEM教育では教えるのではなく、自ら学び、考え、試行錯誤し、潜在ニーズを発見することを重きに置きます。
そのための新しい学習スタイル3つは以下の通りです。
- プロジェクト・ベース・ラーニング
- プロブレム・ベース・ラーニング
- デザイン・ベース・ラーニング
この3つのスタイルがありますが、重要な基本思想は5つあります。
(1)目的は問題解決能力の習得
(2)複数教科の俯瞰的学習
(3)学習者主体の活動
(4)プロジェクト型(暗記重視ではない)
(5)社会を変革できる人間の育成(育つ)
この学習スタイルの中で、「STEAM」を学び、実践し、成長スパイラルに各自が自ら乗ることが狙いと言えます。
そんな経験が自己を成長させてきたはずです。誰もがその経験を大なり小なりあるはずです。
しかし、私自身少し残念なのは、リベラルアーツの教育が大学でほとんど削除されてきたことです。
その結果、世の中ことや地球全体を見る目や考えるべきことの発見が浅かったと振り返っています。
「STEAM」教育が全世界に広まり、全ての年代が学べる仕組みが整備されることを期待したいですね。
ま、そうはいうものの、意識ある方は、自ら、学び、実践しましょう。
そのための機会や仕組み、題材は世の中に広くすでにあります。
私は、60の手習で、プログラミングを始めました。
そのためには、コンピュータの仕組みだけでなく、数学も学んでいます。
楽しいですよ。
みなさん、計画を作って、少しづつコツコツやりましょう〜
潜在ニーズの発掘とプロトタイプ思考による拡散と収束
STEAM教育の方法、探求プロジェクトでは、潜在ニーズの発掘とプロトタイプ思考による拡散と収束を経験します。
広い分野を俯瞰し、科学のみならず、人類学など幅広く俯瞰して考え、そしてプロジェクトラーニングを行うことで、
5つのステップを経験し、拡散と収束を繰り返すうちに、新しい発見・発明を得ることになります。
その5つのステップは以下の通りです。
- リサーチ 本質の発見
- 分析 WHYから内的動機を導くーエンパシーマップー
- シンセサイズ 潜在ニーズの発見 Point of View
- ビルド プロトタイプの実行
- テスト ユーザへのPRと本当のニーズを引き出す洞察
いろいろ調べ、考え、着想を得たものをプロトタイプで形にすることで、ユーザーニーズの掘り起こしを行います。
このプロセスは、研究プロセスと同じで、仮説と検証の繰り返しにより本質的な課題の発見と解決策を導き出します。
世界を救うSTEAM教育を知るポイント3点【未来研究と創造思考】
変革の求められている社会現象から注目されている「STEAM教育」について、ポイント3点に絞って概説しました。
多様な領域を越境し、自ら、学び、考え、実践することで新しいモノやサービス、価値観の創出が期待できます。
今の議論は、学生や若い人に集中してますが、STEAM教育は全ての年代の人が、今からでも遅くなく、取り組むべきことです。
人間はいつからでも学び、行動できる生物のはずです。
しかも、人生100年時代と言われ。
私は、150まで生きたいなと思って、それまでに「やりたいことリスト」を作っています。
今回、「STEAM教育」について調べて、人類学や科学、技術、数学、芸術などを学びたいと思いました。
- マインドセット 人類(社会、人)のために役に立つ志
- 探求型プロジェクトラーニング
- 潜在ニーズの発掘とプロトタイプ思考による拡散と収束
参考資料:「世界を変えるSTEAM人材 シリコンバレー「デザイン思考」の核心(朝日新書)」
人生100年時代。いろいろある中、『人生はテーマを持って歩む旅』であると考え今後も行動していきたいと再認識しました。
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