【ジャック・アタリ氏著 21世紀の歴史】21世紀は旅する能力を磨く時代【未来研究と創造思考】
こんにちは高峰です。
「ジャック・アタリ氏が書かれた本 『21世紀の歴史』に ノマド・ライフ と初めて書かれたように思います。
しかし、コロナ禍で、世界中を移動することが難しくなっている。これから旅、移動はどうなって行くのかな」
とお悩みの方に、21世紀のコロナ禍での「旅」について少し考えを述べたいと思います。
この時代でも重要なことは「旅」「移動」です。
「旅」と「移動」についての2つの考え方についてお伝えしますので最後までご覧ください。
■私のこれまでの経験
(1)企業での30年間の研究(調査、立案、実行)の経験と博士号取得
(2)数億円規模のプロジェクト立案と実行や各種製造科学に関するプロジェクトリーダーの経験
(3)Kindle本5冊出版、Udemyオンライン講座7本(最高評価取得)、クリエイティブオンラインスクール運営
【21世紀の歴史】21世紀は旅する能力を磨く時代
21世紀はやはり「旅」「移動」が重要で、その能力を磨く必要がある時代です。
2020年から始まったコロナの影響で、グローバル社会は停滞し、人の移動は激減したけど人が新しいアイデアや価値を創造するには、場所を変えることが重要。
その時に重要となるのが、リアルな「地理的(物理的)空間」と「情報空間(ネットワーク空間)」の「旅」「移動」について考え、行動することです。
21世紀は「旅」する能力を磨くことが必須の時代。
- 地理的(物理的)空間の移動
- 情報空間(ネットワーク空間)の移動
21世紀 「地理的(物理的)空間の移動」能力を磨く方法
コロナがまだない時代には、「旅」「移動」と言えば、航空機や列車、車で、物理的に場所を変えることを意味しました。
ワクチンの効果で、徐々に、国際的な「移動」も緩和されてくると期待します。
その時には、また、素晴らしい景色をみたり、貴重な場所を訪れ、人と触れ合うことも活発になるでしょう。
現在(2021年9月)では、入出国ができる国とできない国がありますが、比較的移動が簡単にできる国もあります。ワクチン接種が条件になります。
詳しくは、外務省海外安全ホームページをご確認ください。
移動できることも可能なところはへは、チャンスがあれば行ってみたいですね。
やはりリアルに、その土地を訪れることは、貴重な経験と情報を得ることができます。
特に、ニュースに取り上げられないことを知るためには実地に向かうことが重要です。
国によっては、環境や貧困問題、経済発展の状況などは百聞は一見にしかずです。
ですので、「物理的空間」の移動は準備をして、チャンスが来た時には動きましょう。
21世紀 「情報空間(ネットワーク空間)の移動」能力を磨く方法
ネットワーク(インターネット)の発達で、文字情報だけでなく、動画情報も全世界から伝わってきます。
また、海外の人との交流、会議(コミュニケーション)には、さまざまな会議ツールが開発され、コロナ禍で一気に拡大しました。
非常に便利ですね。
コロナ禍だから一気に拡散したと思われていますが、実際には、働き方改革(ワークスタイル変革)とコスト効果のバランスから必然だったのだと考えられます。
無駄な出張は無くなりました。
また、国内外含め、やり方次第でかなり高度なコミュニケーションをとることができるようになりました。
大前研一先生は、もう10年以上前の著書で、インターネットを活用して、国内外企業や市場情報を入手し、買収の可否を判断や戦略立案する材料は揃えることができると書かれていました。(正確には、提案することができると言われていました)
その結果、半年ぐらい経ってからですが、中期計画策定に参考資料として使いたい旨、「承諾が欲しい」とアクセスがありました。
もちろん、詳細な戦略立案には、一度は現地・現場を確認する必要がありますが、提案を作成することはインターネットだけで情報を得ることができます。いい経験でした。
ですので、インターネットやネットワーク会議システムなどのツールを使い、情報収集、コミュニケーション、バーチャル旅行などがもっと進む21世紀の「旅」「移動」の一つの手段として「情報空間」の移動する能力を意識して磨く必要があります。
【21世紀の歴史】21世紀は旅する能力を磨く時代 まとめ
21世紀はやはり「旅」「移動」が重要で、その能力として「地理的(物理的)空間」と「情報空間(ネットワーク空間)」の旅、移動能力を磨く必要があることをお伝えしました。
- 地理的(物理的)空間の移動
- 情報空間(ネットワーク空間)の移動
ジャック・アタリ氏は『21世紀の歴史』の中で、こう書いています。
「心地良い時間」とは(中略)各人が自分の成功モデルを選択し、各人がまだ自分で気づいていない才能も含め、自らの才能を開花させていくことである」
そして、才能を開花するには「人・時間・場所」を変えることが重要なキーポイントであると大前先生は言われています。
すなわち、自分の軸を持ち、オリジナルを磨いていくその過程において、「旅」「移動」して、新しい「人・時間・場所」に身を置くことこそ、才能を磨く、心地よい時間を手に入れる方法なのだと思います。
自分の成功モデルがなんなのか?
何を目指して、生きているのか、生きていくのか?
そのために必要な能力は何なのだろうか?すこしづつでも考え、取り組んでいきたいものです。特に、「21世紀の歴史」では、今はノマド時代と定義しています。
2種類の「旅」する能力をみがく時代だということを考えて、日々の時間を過ごすことが大切です。
目的意識を持ち、自分の成功モデルを構想・実行し、
自分の才能を見つけ、伸ばすことを追求する時代なのだと考えてます。
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