まとまった思考の整理【メモの力】
「少し前までは情報化の時代と言われていたけど、最近は、知識創造の時代と言われ始めているな、生活のあらゆるものごと、例えば携帯やコンピュータ、電子レンジなど。
すべてのものごとは知識が集められて、具体的なモノに作り上げられているから成り立っていると言えるんだろうな。
でも、そもそも、その知識はどうやって生み出していけばいいのだろうか、、
知識をうみだし、活用することが、最も重要な活動の一つだというのはなんとなく理解できるのだけど、どうやって、そん一歩を踏み出せばいいのだろうか?」
とお悩みの方に、入門編として、思考の整理についてお伝えしたいと思います。
まとまった思考の整理
ここでは、入門編として、簡単なステップをご紹介いたします。
▪️問題意識を持つ
▪️メモを頻繁に取ること
▪️一度書いたメモを見返し、大切なこと、これだと思うことをもう1冊ノート
▪️問題意識をもう一度意識しながら、書き写したメモをざっとみる。
▪️一旦、メモからも問題からも離れて、違うことをする。
▪️少ししてから、問題に立ち戻り、メモを活用して、解決策や新しいアイデアを考える時間をとる。
問題意識を持つ
日頃から問題意識を持っているのは珍しいことだと思います。
ですので、何か問題が起きて身に降りかかったり、目標ができて何かに取り組みたいと思えることができて、初めて問題を意識することができるようになります。
そこで、あえて、歩きながらでも、テレビを見ながらでも、カフェでゆっくりとしながらでもいいのですが、自分にとって、何か気になること、仕事でもなんでもいいですが、解決しないといけないことを考えるじかんをとってください。
そこで、仮にでいいのですが解決したい問題や課題、そして到達したい目標を考え、メモに書き出してください。
メモを頻繁に取ること
気になることを意識しだすと、これはと思いつくとが増えてきます。
人間の脳は、一度、考えることを意識しだすと、考え続けるモノなのです。
決して、自分が意識していないと思っても脳は考え続けています。
そして、通りを歩いているときにヒントになる何かに頭の中のアンテナが引っかかり、ふと思うことがあるのです。
その思いついたことをすぐにメモってください。
でないと後からは決して思い出せないて、後悔することになります。
ですから、常にメモ帳とペンを持ち歩き、メモする習慣を身につけましょう。
(スマホでもいいのですが、私は、人間の五感からすると、手書きをオススメしております)
一度書いたメモを見返し、大切なこと、これだと思うことをもう1冊のノートに書き写す
メモ帳に書きなぐった、キーワードや文章や絵などを、一度見返すことを最低でも1週間に1どは行いましょう。
できれば、毎日、気になったときには、頻繁に見返すことをオススメいたします。
その見返したメモで、「これだ!」とピンとくる「メモ」を書き写して整理するためのもう一冊のノート(母艦ノート、メタノートと呼ばれていす)を準備しましょう。
(「思考の整理術」(外山滋比古著:ちくま文庫)にはメタノートと紹介されていますね)
そのメタノート、母艦ノートに、「これだ!」と思うメモを書き写し整理を続けます。
書き写したメモをざっとみる
次に、問題意識をもう一度意識しながら、書き写したメタノート、母艦ノートのメモをざっと見返します。
そのときに、「メモ」同士を結びつければ、何か解決になるヒントになりそうなことが「閃くかもしれません」。
この行動を繰り返し、積み重ねていくと、脳の中に、「メモ」と「メモ」との間につながりを作ろうとする思考が始まります。
問題意識を目を向け、「メモ」を見返すことで、解決に向けた脳活動が活性化されるでしょう。
ひらめきを生み出すものの源泉は何だと思いますか?
それは、脳内でのシナプスの発火活動に影響を受けていると言われています。
人間の脳は、神経細胞から成り立ってます。その数はなんと千数百億個もあり、その活動を活発化するためには「メモ」を書き、写しかえて、整理し、見返すことを繰り返すことで、脳へのインプットを行い、シナプスの活動を活発化することができるのですね。
メモからも問題からも離れて、違うことをする
ここまできた時点で、一旦、メモからも問題からも離れて、違うことをしましょう。
机に向かって、「ウンウン」唸っていても、いいアイデアはなかなか生まれてきませんね。
そこで、一旦、問題もメモのことも手放し、違うことを行うのです。
特に、「体も動かしてみることもいいこと」だと思います。
散歩にですね。過去の発明者や著名な科学者、研究者は「散歩!」が好きでした。
決まった時間に決まった散歩道を歩くのでもいいでしょうし、ぶらぶら今まで歩いていなかったところに行ってみるのもいいでしょう。
そして、他のことに意識を向けるために、カフェでコーヒーでも飲みながら、道ゆく人をなんとなく眺めるのでもいいののです。
一旦、「手放し」、そしてまた戻ることをルーティンの中に入れましょう。
新しいアイデアを考える時間をとる
少ししてから、問題に立ち戻り、メモを活用して、解決策や新しいアイデアを考える時間を取ることになります。
机に向かってもいいですし、どこでもいいもですが、紙とペンを用意しておきましょう。
とにかく、「手を動かしながら!」、考える「クセ」をつけましょう。
手を動かすことで、脳にも刺激が伝わりますし、目で見て、今考えていることを認識することもできます。
さらに、考えたことをできるだけ「文章と図」で表現しましょう。
図だけでは、ビジュアルになんとなく良いアイデアと思えることが多いのですが、にんげんが実際に理解し、行動できることは、「文章化!」されて、自分も、また、自分以外の人も、読んで理解できることが必要条件となります。
新しいアイデアを考える時間を取り、「文章化」し、補足するための図を書いてみる。
そして、他の誰かに読んでいただくことが大切になりますね。
まとめ
情報、知識を集めて、問題や課題を解決するためのステップの入門編的なことをご紹介いたしました。
まずは、「メモ」と「ペン」を身につけることから始められてはいかがでしょうか?
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参考記事:アイデアの作り方【発想法を鍛える】
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