【情報収集と思考】クオリアとセレンディピティの組み合わせで大切なこと3点【未来研究と創造思考】
こんにちは、こんばんは 高峰 です。
今日は、「何か新しい考えや着想が欲しいけど、なかなか出てこないんだな〜」とお悩みの方に、一つのヒントをお伝えいたします。
それはですね、
セレンディピティとは、偶然の出会いや発見のことを言います。
予定していたことを行なって、計画通り進んでいても、なかなか答えに辿り着かないことがありますよね。
そんな時に、モノゴトの見方をちょっと変えたり、散歩していて、思わぬひらめきが浮かんだりすることがあると思います。
それが、セレンディピティです。
そして、クリオリアとは、感覚的な経験や意識のことを指し、特に、主観的に感じたり、経験することの質を意味しています。
■私のこれまでの経験
(1)企業での30年間の研究(調査、立案、実行)の経験と博士号取得
(2)数億円規模のプロジェクト立案と実行や各種製造科学に関するプロジェクトリーダーの経験
(3)Kindle本4冊出版、Udemyオンライン講座7本、Creativelife ONE Blog運営
【情報収集と思考】クオリアとセレンディピティの組み合わせで大切なこと3点
何か新しいアイデア、考え、着想が欲しい時こそ、「セレンディピティ」への期待を持ちたいですね。
そのためには、実は準備が必要です。
その準備を行うことで、少し休んだり、他のことを行なったり、散歩したり、
そう、シャワーを浴びたりしている時に、「AHa!」と着想が浮かんだりします。
そのために大切なこと3点あります。
- 情報収集のやり方を2軸で考える
- 得た情報の質を吟味する
- 深く思考した後に一旦手放す
では、一つひとつ解説していきますね。
情報収集のやり方を2軸で考える
何かを解決した時には、解決方法や状況分析のために情報収集を行います。
情報収集する時には、2つの軸で考えることが大切です。
■情報収集で考える時に大切にしたい2軸とは
1)横軸 手を広げて幅広く情報収拾する際は、どこまで広げるのか
2)縦軸 深追いするのはどのような時か
この2軸を意識して、状況により収集する情報の質(入門、専門性や俯瞰性など)や領域(国や分野など・・)に気配りします。
このように考えることで情報収集が無理なく、無駄なく進めることができますね。
収集した情報を2軸のマップに分布させるとマップ上に色々な点があるかのように見えます。
そして、その点(情報)と点(情報)を関係づけることで、得た情報が整理され、まとまりが出てきます。
また、新しい機能が生まれるかもしれません。
このような情報収集の方法をニューロン型情報収集と言われています。
例えば、「車」です。
生まれて初めて「車」を見た人は、何がなんなのかわかりませんね。
そこで、タイヤ、窓、椅子、ハンドル、エンジン、シャフトなどと情報を得ていきます。
そして、それらを結びつけて、これは動くものなのだと気づく時がきます。
この時、「新しい機能」が生まれたと考えられますね。
得た情報の質を吟味する
次は、得た情報の質を吟味することも大切です。
得たい情報を2軸で考え、収集し整理しながら、「質」も並行して評価する必要があります。
情報の質を吟味するとは「クオリア」を磨くことを意味します。
情報は、文字や図だけでなく、人からのヒアリング情報や感覚なども含まれます。
それぞれの「質=クオリア」を磨くことで、より高い知性の導き出す情報を収集することができるようになります。
何をどこまで深掘りするか?
どこまで、広く押さえておくべきか?
常に「質=クオリア」を意識して、取り組みたいものです。
実際、もっとも価値が高いと言われるのが1次情報(知っている人、経験者から直接得る情報)です。
そして、その1次情報を加工して文章化したり、音声化したものは2次情報(3次もあります・・)と言われています。
もちろん、2次情報にも高い価値があるものがあります。
その代表格が、長年の英知から生まれた「本」です。
本には著者の持つ膨大な知識を知性に高め「新しい知識」となって生み出されたものです。
言わば「1次情報を収集し、思考し、組み合わせ、新しい機能を生み出した結果」が「本」と言えます。
この場合は、1次情報から2次情報が作られ、さらに磨きをかけることで新しい「1次情報」が創造されたと言えるでしょうね。
そのためにも、得た情報の「質」を意識しましょう。
より良い質の高い情報を得る感度を高めるために「クオリア」を磨きましょう。
深く思考した後に一旦手放す
情報収集し、吟味し、整理したあとは、一旦手放します。
脇に置くと考えてください。
散歩に出たり。
知り合いと食事に行ったり。
映画を見たり。
関係のない本を読んだり。
その間、脳は考え続けています。思考し続けています。
その結果、何かのタイミングで、着想が閃いたりします。
ですので、一旦手放すことを恐れず、前に進みましょう。
きっと、あるタイミングで「AHa!」と求めているものとは違うかもしれませんが、「新しい何か」を得ることができるでしょう。
そのためには、情報収集とその後の吟味と思考を深く、行いましょう。
【情報収集と思考】クオリアとセレンディピティの組み合わせで大切なこと3点
新しい着想やアイデア、難問の答えを導き出したい時に大切にしたいこと3点をお伝えしました。
クオリアとセレンディピティを組み合わせることで、より高い知性を手に入れることができるようになりましょう。
ここは訓練です。
でも訓練すれば、新しい着想をきっと得られるようになるでしょう。
- 情報収集のやり方を2軸で考える
- 得た情報の質を吟味する
- 深く思考した後に一旦手放す
インターネットでは、人々の様々な思考や議論が飛び交っています。
そのあり様を活用することで自力では絶対にたどり着けない、高い知見を得るこたができそうです。
さらに、ある分野の全体像を、人々の思考や議論をベースにしてダイレクトに手に入れることができます。
常に戦闘的に前向きに、クオリアとセレンディピティを忘れず、という姿勢で、
このインターネットの世界を渡り歩いていくことで、新しい世界を見出すチャンスを引き寄せることができるでしょう。
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