【TechnoKING】イーロン・マスクの成功の秘密３選【Future Study and creative thinking】
こんにちは高峰です。
「イーロン・マスクは、テスタで電気自動車社会をスタートさせ、SpaceXで民間初の宇宙事業成功に導いた偉人。普段からどんなことを考え、行動しているのかな、少しはパクることができたらいいな」
と、考えるアナタに、イーロン・マスクを偉人たらしめている３つのポイントについてお伝えいたします。
■私のこれまでの経験
（１）企業での30年間の研究（調査、立案、実行）の経験と博士号取得
（２）数億円規模のプロジェクト立案と実行や各種製造科学に関するプロジェクトリーダーの経験
（３）Kindle本４冊出版、Udemyオンライン講座７本、Creativelife ONE Blog運営
【TechnoKING】イーロン・マスクの成功の秘密３選【Future Study and creative thinking】
今最も成功している経営者、イーロン・マスクの成功の秘密は、ビックアイデアと経営力にあります。
その３つのポイントについて解説しましたので最後まで、是非ご覧ください。
きっと、アナタにとって、真似できるところが見つかります。
- イーロン・マスクてどんな人
- 高速経営のポイント
- ビックアイデアの極意
イーロン・マスクてどんな人
イーロン・マスクが「イーロン・マスク」である理由ですが、まず、南アフリカで生まれ育ったことが大きいです。
南アフリカで育ちますが、黒人を抑圧する軍務に就くことが「自分の人生にとっていい方法とは思えず」、夢を実現するため、アメリカに行くしかないと考えました。
しかし、一足飛びではいかず。母メイの母国カナダの実施であれば国籍を取得できる制度が作られカナダに留学します。
その後、アメリカのペンシルベニア大に入り、スタンフォード大学院に進学します。
そのあとは、みなさんご存知のように、ペイパル立ち上げ、テスラへと発展していきます。
子供の頃に話を戻すと、「海底２万里」などが好きで、本を１日１０時間も読み、知識を高速で吸収する子供でした。
また、周りの子と違っていて、何かを考え出すと「没頭して」しまい、完全に自分を隔離、周りを遮断して考えるクセ、能力を培っています。
その時に、ものごとを「映像的に捉え、心で細部までイメージし、色々な知識を組み合わせて考える方法」を磨いたようです。
大学での論文で、「エネルギー；グリーンテック」について論じ、今の電気エネルギーチェーンを構想していたわけです。
- 南アフリカ生まれ、カナダからアメリカへ進み、ペイパルを立ち上げたメンバーの一人
- 知識を高速の吸収し、脳でイメージをつなぎ合わせ、全体から細部まで考えることができる
- 夢（ビックアイデア）を描く；「人類を火星へ」「クリーンテクノロジー社会（テスラ）」
高速経営のポイント
イーロン・マスクは一人で、テスラ社とSpaceX社の両方を同時に経営しています。
そして、テスラ社は単に電気自動車を作るだけでなく、バッテリーメーカーであり、太陽電池パネルから蓄電するシステムの会社でもあります。
すなわち、電気エネルギー社会を構成する会社と人類を火星に届けることができる（だろう）会社の経営者なのです。
イーロン・マスクは独特の経営手法で会社を高速で経営します。
通常の自動車会社や宇宙開発組織（会社）が取らない手法ですね。
ポイントは、ものごとを構想する時、「全体と細部のバランス」が絶妙であること。そして、脳のイメージ力で構想できる。
次に、全体スケールが大きいだけでなく、ドアノブの音の小ささまでこだわる（細部までこだわる）マイクロマネージメント。
そして、物事の実現にはコストを下げることの重要性を理解していたことです。コストの徹底的な低減には、新技術と旧技術をうまく組み合いわせることが非常にうまかったのです。
◆高速経営のポイント
1) 高速知識吸収と脳でのイメージ力（全体と細部のバランス）
2) 壮大な目標とマイクロマネージメント
3) 徹底したコスト削減に、新＋旧技術の組み合わせ
ビックアイデアの極意
イーロン・マスクは、壮大な目標を掲げます。
「人類を火星へ」
「電気自動車とエネルギーサプライチェーンによるクリーンテクノロジーの実現」
このどちらか一つでも実現すれば素晴らしいことですが、同時に２つのビックアイデアを構想し、実現に向けて着々と取り組んできました。
ご存知のように、SpaceXは破綻寸前まで行ったようですが、打ち上げを成功させ、今に至ります。
その極意は、２つの極端「壮大＋アリの目」を行ったり来たりしながら、思考と実行を繰り返します。
しかも、その回転を、高速で回すわけです。
加えて、スピード経営、「ベストエフォート式」経営を行います。
ベストエフォート式とは、ソフトウエアの世界で使われてきた経営手法です。
構想し、まだ、少しバグがあるが十分使えると判断した時にリリースします。その後、ソフトのアップデートを繰り返し、より完成度の高い製品に仕上げていく方法です。
従来、自動車や宇宙開発では、使われませんでした。万全を喫して、実施に動くのですが、それでも失敗はつきものです。
イーロン・マスクは、テスラのリチュームイオン電池を床にひきつめる基本設計を採用します。その際、発火事故が懸念されてました。車の底面は高強度な材料で強化されてましたが、１度発火事故が起きます。
その際、設計を変更するのではなく、ソフトウエアのアップデートで、高速走行時に車高を上げる制御を追加しました。ゆか底面の強化もより強固なものに変更しました。
その結果、その後、大きな発火事故は発生していません。
例えば、充電後の走行距離を伸ばすとかです。
自動運転については、契約時に自動運転のレベルをアップするオプションをつけることで、時期がくれば、ソフトウエアアップデートで自動運転機能が追加されます。どこの自動車工場に持ち込む必要もなくです。
だから、ベストエフォート式経営によりテスラは急成長することができました。
最後に、基本設計の正しさとマスタープランが正確に足掻かれていることです。
基本設計が正しいと、途中、不具合が生じても、テスラのように修正が簡単にできます。
そして、マスタープランがあることで、次のステップを見越して、経営者として手を打てるわけです。
ですので、テスラを立ち上げた後、ギガファクトリー事業を別会社として立ち上げた際は反対者も多かったのですが、すでにマスタープラン「クリーンエネrギーチェーン」の構想・マスタープランがあったのでイーロン・マスクは取り組めたのです。
そのほか、「大←小」の考え方もあります。SpaceXのロケットエンジンは、小さなエンジンを束ねて、大きなとけっとにする構想で設計開発され実現してきました。
ですので、早く、安く、確実に実現してきたわけです。
◆ビックアイデアの極意
1) ２つの極端「壮大＋アリの目」
2) 「ベストエフォート式」経営
3) 基本設計の正しさとマスタープラン
【TechnoKING】イーロン・マスクの成功の秘密３選 のまとめ
イーロン・マスクの成功の秘密３選についてお伝えいたしました。
真似したいことがたくさんありますね。
私は、普段から、「プロトタイピング」の考え方を推奨し、実践しています。
これは、アイデアを３ヶ月で目に見えるものにする。
そして反応を見る。
ベストエフォート経営に繋がる思想です。さっさとアイデアを具体化して世に問う。
そして修正し、また出す。
これを高速に回していくと、出来上がりが早くなると考え、行動してます。
また、壮大な目標とアリの目については、常に全体構想と一つ一つの要素の機能とでっき具合にも注意を払っています。
特に、『神は細部に宿る』ということばに出会ってからは注意してます（すみません、出展がわからないです）
イーロン・マスクの行動や思考について学ぶべきことをまとめましたので、何か一つでも、真似してみてはいかがでしょうか？
きっと、日々の行動がよくなると思います。
- イーロン・マスクてどんな人
- 高速経営のポイント
- ビックアイデアの極意
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